知って得する!1Rと1Kはライフスタイルで選ぶ!

最近は普通の新築でワンルームをめっきり見なくなりましたが、築10年以降や、デザイナーズマンションやこだわりのアパートではまだまだ見かけます。なんとなく1Kの方がよさそうだから1Kを選んでいませんか?このページでは1Kと1Rは何が違うのか、それぞれのメリットとデメリットを説明しています。お部屋選びの際の参考にしてみてくださいね。

目次

1R(ワンルーム)とは

代表的な賃貸ワンルームの間取り
ベーシックな1Rの間取り

1Rは簡単に言うとお部屋の中にキッチンがある、1部屋のみの間取の事です。お部屋には余計な仕切りがなく開放的なのが特徴で、実際にお部屋が広く感じる方も多くいます。またデッドスペースとなる扉の開け閉めの部分やキッチンの余分なスペースがないので、お部屋を広く使いたい方におすすめの間取です。

1Rのメリット・デメリット

1Rのメリット

  1. お部屋が広く使える
  2. 家具・家電のレイアウトが自在
  3. お掃除ロボットが大活躍
  4. エアコンがお部屋全部に効く

1Rのデメリット

  • 玄関からお部屋が見渡せる
  • 生活音が外に漏れやすい
  • 料理を作ると匂いが部屋に充満

一番のメリットはお部屋が広く使えることですね。「一人暮らしで自炊をするので冷蔵庫を大きなものにしたい!」や「電子レンジやトースターなどを置ける戸棚を置きたい」と思っても、1Kだと冷蔵庫置場の幅が決まっていたり、戸棚の置くスペースがないため最悪お部屋の中に置いたりということが発生します。1Rであれば幅に制限がないのでキッチン回りの家具・家電配置もある程度自由が効きますし、私は料理しないのでお湯さえ沸かせればいい!ということであればキッチン部分にも家具を置くことが出来るのでお部屋が広く使えます。

デメリット共通して仕切りがないことで起こることなのですが、盲点の部分でいうと生活音が外に漏れやすいことですね。1Rのキッチンの換気扇は玄関横についていることが多いのですが、お部屋の中の生活音が仕切りがないためにそのままダイレクトで換気扇までたどり着きます。とはいっても最近の換気扇は使っていないときに雨や虫が入って来ないように閉じる機構になっていたりしますので全部が全部というわけではないのですが、昔のくるくる回る羽だけの換気扇の場合には注意が必要ですね。総じてデメリットが気になる方は突っ張り棒とのれんなどでキッチンとお部屋を仕切ると緩和されると思います。

1K(ワンケー)とは

代表的な賃貸1Kの間取り
1Kの代表的な間取り

1Kは1つのお部屋+キッチンとして区切られたスペースがある間取りです。キッチンとお部屋が仕切られているので、訪問者の視線や料理の匂いなどをキッチン内でとどめることが出来ます。プライバシーを重んじる昨今では人気の間取りとなっており、新築で建つ際に1Kの間取が採用されることがほとんどになってきました。

1Kのメリット・デメリット

1Kのメリット

  1. 訪問者の視線がお部屋まで届かない
  2. 料理の匂いがお部屋まで届かない
  3. 1Rに比べて生活音が外に漏れにくい

1Kのデメリット

  1. お部屋の入り口は扉の開閉でデッドスペース
  2. 調理関連の家電や洗濯機のサイズに注意
  3. 空調はお部屋の中のみ

ほぼ1Rのメリット・デメリットと反対となっています。メリットの一番はやはりプライバシーを守れることですね。訪問者の視線がお部屋の中に届かない他、生活音はキッチンとの壁によってある程度漏れ出るのを抑えることが出来ます。

逆にデメリットはキッチンが仕切られてしまうので、決まったサイズの冷蔵庫や洗濯機しか置けないという点と、お部屋に入る際の開き戸(取っ手をひねりガチャっと押して開くタイプの扉)の部分に物が置けずデッドスペースになってしまうという点です。

昨今の新築ではお部屋に入る部分が開き戸ではなく引き戸(横にガラガラと開ける扉)になっていてデッドスペースにならないように工夫されているお部屋もありますが、お部屋探しの際は間取りを見て開き戸なのか、引き戸なのかを確認するようにしましょう。

最後に

いかがでしたでしょうか。今回は1Rと1Kの比較をお伝えしましたが、1Rはどちらかというとお部屋を広く有効に使いたい方、1Kはプライベート空間を重視する方におすすめの間取りと言えます。みなさまのライフスタイルに合わせて間取りを選び、素敵な新生活を送ってくださいね!

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