「そろそろ引っ越したいけど、いつがベスト?」と悩んでいませんか?
実は、引っ越しの時期によって家賃相場や物件の選択肢、契約のしやすさが大きく変わります。ライフスタイルや予算に合ったベストなタイミングを選べば、理想の住まいをお得に見つけられます!
ここでは、賃貸業界で20年以上の経験を持つ専門家が、おすすめの引っ越し時期を詳しく解説。ぜひ引っ越し計画に役立ててくださいね!
「いいお部屋」の定義
「いいお部屋」とは、人によって違います。
- 日当たりが良い
- 駅近
- 広い間取り
など、人それぞれ優先する条件は異なりますが、どうせ借りるなら
- 【同じ条件なら】家賃が安い
- 【同じ家賃なら】設備が良い(築年数が新しい)
こんなお部屋を選びたいですよね。
この記事では、お得(コスパが良い・損しない)なお部屋を「いいお部屋」として定義し、最適な探し方を解説します。
タイプ別!お部屋探しのベストタイミング
①「とにかくいい部屋を確保したい!」2月上旬〜3月上旬
この時期は進学・転勤のシーズンで、解約が多く、「いいお部屋」が出やすいタイミング。ただし、需要も高いのでお部屋の写真や動画などを見るだけで、実際にお部屋の中を見ないで契約する人も多く、誰もが思う「いいお部屋」はさらにその傾向が強いです。
✅ おすすめの人
- 内見せずに契約する覚悟がある
- 「いいお部屋」絶対主義
- できるだけ選択肢を増やしたい
転勤は年明けから内内示がでる企業が多いので、ファミリー向け賃貸をお探しの方はもう少し早めに動き出される事をお勧めします。
②「いい部屋を選びたいけど、内見もしたい!」3月中旬〜5月上旬
ピークを過ぎると、
- ピーク時に解約されたけど、運良く残っている「いいお部屋」
- 少し遅れて解約された「いいお部屋」
が狙いやすくなります。ニーズが落ち着くため、前の入居者が退去後に内見できることも。
✅ おすすめの人
- 「いいお部屋」を借りたいが、内見もしたい
- 落ち着いて部屋探しをしたい
③「自分でお得な部屋を作り出す!」6月〜12月
この時期は「いいお部屋」の解約が少ないですが、貸主と交渉しやすいのがポイント。
例えば、
- 家賃相場7万円のエリアで、7万円のお部屋を6.7万円に値下げ
- 礼金カットやフリーレント(家賃無料期間)
が叶ったら、普通のお部屋も「いいお部屋」に早変わり!貸主も空室が続くのを避けたいので、成功確率が高めです。
✅ おすすめの人
- 交渉に自信がある
- 自分の要望をしっかり伝えられる
- 「自分は運がいい!」と思える
交渉するなら「ここ!」と決めた部屋に絞り、契約の意思を伝えるのが成功のコツ。
番外編:「ファミリーなら狙い目!」9月〜10月
10月1日付の転勤がある企業も多く、9月頃から解約が増えます。春に契約された「いいお部屋」が再び市場に出てくる可能性も。
✅ おすすめの人
- 他の時期に「いいお部屋」に出会えなかった方
- ゆっくりお部屋探しがしたい
自分に合った引っ越し時期で「いいお部屋」を見つけよう!
基本的に「いいお部屋」が出てくるのは確率なので、極端な話いつでも「いいお部屋」が出てくる可能性が有ります。もしお住み替え等で時間的な余裕があるのであれば、1〜2社に常に声をかけて「いいお部屋があれば引っ越したい」と伝えておき、随時情報を収集されることをお勧めします。
ですが、更新時期までに探したい!や、お子様の学校の都合などで時間的成約がある方は、ぜひ参考にしていただき、「いいお部屋」で楽しい新生活を始めましょう!