「浦安で一人暮らしを始めたいけれど、初期費用はいくら必要なんだろう？」
浦安で一人暮らしを検討する方にとって、初期費費用の問題は大事ですよね。でもインターネットで調べても概念的にこれくらいかかるとは書かれていても、実際にどれくらいかかるのか、リアルな数字はありませんでした。
そこでエスホームでは、実際に契約された2025年の最新成約データをもとに、浦安市で一人暮らし向けの賃貸（広さ30㎡まで）で新しい生活をスタートされたい方が本当に参考にできるリアルな初期費用の相場をまとめました。
また、併せて初期費用を抑えるポイントも解説しております。みなさんのお部屋探しの参考になれば幸いです。
※2025年1月1日〜2025年9月30日の間に成約となった825件の実際の取引データから集計しております。
※データ最終更新日：2025年10月31日
はじめに：初期費用関連用語などを簡単に説明
敷金💰
オーナーさんになにかあった際の担保として預け入れるお金。解約時には返金される。
礼金💰
オーナーさんへ入居に際してのお礼金。解約時には返金されない。
前家賃💰
契約時に支払う家賃。月途中から契約開始の場合は月末までの家賃+翌月分も支払うケースが多い。
保証会社費用💰
連帯保証人の代わりに保証を引き受けてくれる会社との契約費用。最近は契約必須の契約がほとんどとなっている。
付帯商品💰
契約に紐付いた「火災保険費用」や「鍵交換費用」など、お部屋の契約以外の費用。
仲介手数料💰
契約が成立したら不動産会社へ支払う手数料のこと。一部大手を除き、家賃の1ヶ月分の事が多い。
初期費用計算時の前提条件や補足事項はこちら
※一人暮らし向けとして浦安市内30㎡以下の成約データを抽出して集計
※仲介する不動産会社によって保証会社費用や付帯商品が異なるため、他費用として合計1.5ヶ月分と仮定して計算
※前家賃は1ヶ月分として計算
※仲介する不動産会社によって「仲介手数料」が異なるので、広く一般的な賃料の1ヶ月分を支払うと仮定して計算
※仲介手数料などには別途消費税が必要です
まずはざっくり結論：浦安の一人暮らし初期費用目安
浦安市全体の初期費用目安
浦安市全体の初期費用目安（平均値）は
家賃の
参考｜中央値：4.36ヶ月分
内訳
＜平均値＞
敷金｜0.84ヶ月 礼金｜0.53ヶ月 前家賃｜1ヶ月 他費用｜1.5ヶ月 仲介手数料｜1ヶ月
＜中央値＞
敷金｜0.86ヶ月 礼金｜0ヶ月 前家賃｜1ヶ月 他費用｜1.5ヶ月 仲介手数料｜1ヶ月
代表 佐藤全体の初期費用（平均値）は4.87ヶ月分になりました。
浦安市全体の一人暮らし向け賃貸の平均家賃は約6.4万円だったので、かけると初期費用は約31万円ということになります。
また中央値では礼金が０となったので平均値よりも低くなっています。浦安では半数以上のお部屋が礼金0で契約されていると言えそうですね。
駅別の初期費用目安
浦安駅
浦安駅の初期費用目安（平均値）は
家賃の
参考｜中央値：4.38ヶ月分
内訳
＜平均値＞
敷金｜0.85ヶ月 礼金｜0.52ヶ月 前家賃｜1ヶ月 他費用｜1.5ヶ月 仲介手数料｜1ヶ月
＜中央値＞
敷金｜0.88ヶ月 礼金｜0ヶ月 前家賃｜1ヶ月 他費用｜1.5ヶ月 仲介手数料｜1ヶ月
代表 佐藤浦安市全体の初期費用とほぼ同じ結果になりました。浦安市は京葉線沿線の新浦安駅・舞浜駅の賃貸物件数と比べて浦安駅の数が圧倒的に多いので、浦安駅の相場が市全体の相場に大きな影響を与える傾向が有ります。
浦安駅一人暮らし向け賃貸の平均家賃は6.47万円なので、初期費用は約31.5万円となりました。
新浦安駅
新浦安駅の初期費用目安（平均値）は
家賃の
参考｜中央値：5.08ヶ月分
内訳
＜平均値＞
敷金｜0.82ヶ月 礼金｜0.66ヶ月 前家賃｜1ヶ月 他費用｜1.5ヶ月 仲介手数料｜1ヶ月
＜中央値＞
敷金｜0.86ヶ月 礼金｜0.72ヶ月 前家賃｜1ヶ月 他費用｜1.5ヶ月 仲介手数料｜1ヶ月
代表 佐藤京葉線新浦安駅は区画整理された、リゾート感を感じる綺麗な町並みが、社会人の方に人気のエリアです。また大学のキャンパスも複数あり、学生の街でもあります。需要が高いエリアは初期費用も高くなる傾向が有りますね。
新浦安駅一人暮らし向け賃貸の平均家賃は6.23万円でしたので、初期費用平均は約31万円となりました。
舞浜駅
舞浜駅の初期費用目安（平均値）は
家賃の
参考｜中央値：4.4ヶ月分
内訳
＜平均値＞
敷金｜0.77ヶ月 礼金｜0.43ヶ月 前家賃｜1ヶ月 他費用｜1.5ヶ月 仲介手数料｜1ヶ月
＜中央値＞
敷金｜0.9ヶ月 礼金｜0ヶ月 前家賃｜1ヶ月 他費用｜1.5ヶ月 仲介手数料｜1ヶ月
代表 佐藤京葉線舞浜駅は南側はディズニーランドを代表するリゾートエリアですが、北側は静かな住宅地が広がっています。こちらも中央値では礼金が0となりましたので、半数以上のお部屋は礼金が0ということですね。
舞浜駅一人暮らし向け賃貸の平均家賃は6.45万円でしたので、初期費用平均は30.3万円となりました。
条件選ぶと「あなたの初期費用」がわかる、条件別初期費用平均値
間取り別一人暮らし初期費用
| 最寄駅 | 敷金（ヶ月） | 礼金（ヶ月） | その他（ヶ月） | 合計（ヶ月） | 参考（合計中央値） |
|---|---|---|---|---|---|
| 浦安市全体 | 0.97 | 0.3 | 3.5 | 4.77 | 4.5 |
| 浦安駅 | 0.99 | 0.37 | 3.5 | 4.86 | 4.5 |
| 新浦安駅 | 0.92 | 0 | 3.5 | 4.42 | 4.5 |
| 舞浜駅 | 0.66 | 0 | 3.5 | 4.16 | 4.4 |
代表 佐藤1Rと比べて1Kの間取りが人気のため新築建築時には1Kが採用されることが殆どのため、比較すると1Kの方が新しい建物が多く、新しい建物ということで礼金がかかるお部屋が多いですね。
家賃帯別一人暮らし初期費用
| 最寄駅 | 敷金（ヶ月） | 礼金（ヶ月） | その他（ヶ月） | 合計（ヶ月） | 参考（合計中央値） |
|---|---|---|---|---|---|
| 浦安市全体 | 1 | 0.68 | 3.5 | 5.18 | 4.5 |
| 浦安駅 | 0.89 | 0.31 | 3.5 | 4.7 | 4.46 |
| 新浦安駅 | 1 | 0 | 3.5 | 4.5 | 4.5 |
| 舞浜駅 | 0.83 | 0 | 3.5 | 4.33 | 4.47 |
代表 佐藤家賃が高くなればなるほど、築年数が新しくなったり駅近になったりして希少性が高くなるので礼金が上昇傾向です。
浦安駅では家賃5万円台の礼金の中央値は0、つまり半数以上は礼金0物件となるので、初期費用を抑えたい方におすすめですね。
築年数別一人暮らし初期費用
| 最寄駅 | 敷金（ヶ月） | 礼金（ヶ月） | その他（ヶ月） | 合計（ヶ月） | 参考（合計中央値） |
|---|---|---|---|---|---|
| 浦安市全体 | 0.93 | 1.34 | 3.5 | 5.77 | 5.61 |
| 浦安駅 | 0.92 | 1.37 | 3.5 | 5.79 | 5.77 |
| 新浦安駅 | — | — | — | — | — |
| 舞浜駅 | 1 | 1 | 3.5 | 5.50 | 5.5 |
代表 佐藤築5年以内とそれ以外では差が見られましたが、築6-10年と築11-15年とではあまり差は見られませんでした。
綺麗なお部屋が良いけど初期費用は抑えたいという方は、築6-10年も選択肢に入れるとバランスのいいお部屋に出会えるかもしれませんね。
人気設備別一人暮らし初期費用
| 最寄駅 | 敷金（ヶ月） | 礼金（ヶ月） | その他（ヶ月） | 合計（ヶ月） | 参考（合計中央値） |
|---|---|---|---|---|---|
| 浦安市全体 | 0.82 | 0.69 | 3.5 | 5.01 | 5.38 |
| 浦安駅 | 0.84 | 0.67 | 3.5 | 5.01 | 5.37 |
| 新浦安駅 | 0.74 | 0.96 | 3.5 | 5.2 | 5.4 |
| 舞浜駅 | 0.73 | 0.5 | 3.5 | 4.73 | 4.99 |
代表 佐藤今回の調査では設備のあり・なしが初期費用（家賃の何ヶ月分か）に影響するということはなさそうでした。ただ、大元の家賃自体には影響しているので、注意が必要ですね。
浦安で一人暮らしするなら知っておきたいリアル事情
敷金0は要注意！
敷金0円の賃貸物件は、入居時の初期費用を抑えられる点が魅力です。
しかし注意したいのは、退去時にかかる費用があらかじめ契約で定められているケースがある ということです。また、敷金とは別の名目で退去時費用を入居時に前払いとして請求される場合もあります。
これらの費用は本初期費用データには含まれていないため、結果的に「追加で支払いが必要」となることがあります。
代表 佐藤敷金で統一すればわかりやすいのですが、敷金は契約後返金する性質のものなので、別の名目で請求するパターンが増えつつ有ります。
浦安の駅近鉄筋マンションは家賃値上げ傾向が顕著
昨今の物価高も相まって、浦安市でも周辺地区と同様に家賃が値上げ傾向にありますが、特に浦安駅徒歩圏内の鉄筋コンクリート造マンションの値上げが顕著です。
代表 佐藤中には「え！？」と紹介する私ですらびっくりする家賃設定のお部屋もあります。駅からの距離の優先順位が下げられる方は、すこし下げて探されるとお値打ち物件に出会えるかもしれませんね。
新浦安駅は周辺は木造や鉄骨造の建物が多い
新浦安駅周辺は大きなスペースが無い（分譲マンションが建ってしまう）ので、一人暮らしの賃貸マンションは鉄骨造や木造が主流です。
代表 佐藤新浦安駅で鉄筋マンションを条件に入れてしまうと、途端にお部屋の数がぐっと減ってしまいます。もし検索してもなかった場合は、鉄骨や木造を視野に入れて探されるか、舞浜駅などを候補に追加して探されると良いと思います。
舞浜駅は徒歩圏内のお部屋情報は少ない
舞浜駅は皆さんご存知のディズニーリゾートがあるので、駅から南側のお部屋情報はありません。また駅からすぐ北は戸建てエリアのため、一人暮らし向けの賃貸アパート・マンションが建っているのは舞浜駅から徒歩10分〜のエリアです。
代表 佐藤舞浜駅を最寄りとして利用される方は、自転車やバスで通勤されるケースが多いです。私が舞浜駅を使って通勤していた頃も、駅に隣接する自転車置き場があり、そちらを利用していました。
👉その他浦安の地域情報や賃貸アパート・マンションに関する情報を知りたい方は、浦安賃貸完全ガイドをご参照ください。
初期費用をできるだけ抑えたい方へ、簡単にできる節約術！
同じ物件でも初期費用は違う！複数の不動産会社を比較しよう！
インターネットで理想のお部屋を見つけても、すぐに問い合わせるのはちょっと待ってください。
実は 「どの不動産会社から申し込むか」で初期費用が大きく変わる ことをご存じでしょうか？
代表的なのが仲介手数料。
不動産会社によって、家賃の50％で済む場合もあれば、100％かかる場合もあります。
また、最近は利用が必須となっている保証会社も、不動産会社によって取り扱う会社やプランが異なります。
初期費用が家賃等の50％のところもあれば、80％・100％のケースもあり、学生さん向けに「1万円の特別プラン」を扱っている会社もあります。
さらに鍵交換費用・消毒費用・〇〇サポートなどのオプション費用。
まったく不要の不動産会社もあれば、最低限のみの会社、そして複数のオプション契約をしないといけない会社もあります。
つまり、同じ物件でも、どの不動産会社を通すかで数万円以上の差が生まれることも珍しくありません。
気になる物件を見つけたら、焦らずにその物件を掲載している複数の不動産会社をチェックしてみましょう。
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