【2024年8月更新】京葉線の混雑率と、朝夕の快速→各駅停車化でどう変わった?

お部屋をお探しの際に通勤や通学で普段使う電車の混雑率や利便は気になるところですよね!このページでは会社員時代に舞浜駅から東京方面に実際に通勤していた筆者が、現在の舞浜駅・新浦安駅から通勤した場合の混雑具合を体験したのでお伝えできればと思います。

ちなみに、東西線の混雑率も体験しております。気になるかたはこちらをどうぞ!

目次

千葉から東京方面へ、やっぱり楽なのは京葉線。

まずはデータを見てみましょう。国道交通省のホームページ(都市鉄道の混雑率調査結果を公表(令和5年度実績))によると、京葉線の混雑率は最新の令和5年度実績・最混雑区間の葛西臨海公園駅→新木場駅間で113%。同ページの報道資料に混雑率100%は「座席につくか、座席前の吊革につかまるか、ドア付近の柱につかまることができる。」程度、混雑率150%で「肩が触れ合わない程度。ドア付近の人が多くなる。」程度とあり、データ上では通勤ラッシュはほぼありません。ほんとに無いの?と思う方が大半だと思いますが、

実際私も会社員時代利用していましたが、本当にありません(笑)

とはいってもデータ上ほどゆったりと乗車できるかと言われるとちょっと違って、新木場まではそれなりに混んでいる(といってもスマホは余裕で見られる程度)が、新木場で人が半分くらい降りるので、あわよくば座れてしまいますし、そこから東京駅まではゆったり乗車できるレベルです。

他に千葉方面から東京方面に向かう電車で総武線、東西線がありますが、最混雑区間で混雑率を比較すると、

電車名 混雑率
JR総武線(快速) 148%
JR総武線(各駅) 141%
東京メトロ東西線 148%
JR京葉線 113%👑

国土交通省報道発表資料 都市鉄道の混雑率調査結果(令和5年度実績)添付資料より抜粋

と、他の路線と比べて比較的空いていることがわかります。通勤・通学で東京方面へ向かわれる方で京葉線を利用できる場合、多少遠回りでも通勤ラッシュを避けられるのでおすすめです。

京葉線の込み具合(新木場過ぎは空いている)
新木場駅過ぎたら、、、のイメージ。

京葉線の朝・夕~夜の快速運転取りやめ(各駅停車化)の影響は?

ニュースでご覧になられた方も多いと思いますが、京葉線朝・夕~夜の快速運転とりやめ&外房・内房線への直通運転を中止というダイヤ改正が令和5年の12月に発表されました。あまり土地勘の無い方もいらっしゃると思うので簡単に言うと、千葉より先のベットタウンとして開発された土地から多くの通勤客が京葉線の快速電車を利用して通勤していたのですが、ダイヤ改正によって乗り換えが必要になったり、今まで以上に通勤に時間がかかるようになってしまう改正です。これには当然猛反発が起こり、朝2本だけ快速列車が残るという結果で落ち着いています。

私はその快速列車に実際に乗車したことはないので快速電車の混雑具合はわからないのですが、通勤時間帯の各駅停車の感想は今までとあまり変わらないという印象です。変わったと言えば快速電車に比べてやはりちょっと時間がかかるなといったくらいですね。

※追記)猛烈な反発があったせいか再ダイヤ改正が発表され、2024年9月から朝7時台出発上り2本と夜8時台の東京発下りの2本の各駅停車が快速へと変更されますが、通勤快速の運行再開は見送られました。上記の電車が運行開始したらタイミングを見て乗車しまたレビューを追記したいと思います。推測ですが千葉方面からの乗客は上記改正後の快速にある程度集中すると思われ、新浦安~舞浜で乗車の場合には、前後の列車の乗車率は軽減すると思われます。

京葉線通勤(東京方面)の最大のネックは東京駅の地下ホームが深いこと

確かに京葉線の各駅停車化で通勤時間が増えたのも問題なのですが、一番ネックで昔から変わらない問題がこれです。京葉線は比較的新しい路線の為、東京駅のホームが一番深いところ(しかも離れている)にあり、京葉線の東京駅を降りてから山手線や東海道線の東京駅へ向かうには動く歩道等を利用して10分くらいかかります。

ちょっとした裏技ですが、私は通勤時代に京葉線のホームを降りて東京駅で乗り換えるのではなく、一回改札を出て隣の有楽町駅で山手線に乗り換えていました。東京駅内徒歩10分+有楽町電車まで2分のところ、有楽町駅まで徒歩8分程度(信号の引っ掛かり具合による)なので朝の貴重な時間を無駄にしなくて済みます。東京から新橋、品川方面を利用される方は是非一度お試しください!

逆に東京方面から千葉方面の朝の混雑具合は?

東京駅からは始発なので座れることが多く、私の利用する舞浜や新浦安駅からだと座れずとも誰とも肩を触れ合わずに快適に乗車できる程度です。ただ京葉線内に一部武蔵野線が乗り入れており、武蔵野線は途中から京葉線を離れ、東西線と西船橋で接続した後、埼玉方面へ向かうのですが、こちらは若干京葉線に比べたら混雑しているかもしれません。

番外編①:休日は大手テーマパークの営業終了時間帯などに注意!

京葉線は通勤時間ではあまり混雑はしないのですが、休日の大手テーマパークの閉園の時間帯や、幕張メッセでのイベント、ZOZOマリンスタジアムでの野球の試合や音楽フェスなど、休日のほんのわずかの間に、いきなり混雑するという事象がしばしばあります。駅でもアナウンスされたりしていますが、大きなイベントなどがあった際には注意が必要です。

番外編②:台風や爆弾低気圧などの風を伴う気象に注意!

前よりはだいぶ良くはなったと思うのですが、東京の湾岸線を走る路線のため風の影響を直に受けてしまい、強風で電車が遅延、もしくは運行停止するといった事がしばしばあります。朝の通勤時には天気予報のチェックが欠かせません。もし運行停止となってしまったら迂回ルートはJR総武線、東京メトロ東西線となりますが、どちらも結構な混雑具合なので帰宅は大変です。個人的にはそんな時は早く帰るのを諦めて駅ビルとかでごはん食べてましたね。

ここからは浦安市に限ったお話なのですが、JR京葉線が止まるとみなさん東京メトロ東西線浦安駅を利用し、浦安駅からバスやタクシーを利用されるので、バス停は長蛇の列、タクシーは待ってもなかなか来ないという浦安あるあるが発生します。それでもどうしても楽して早く帰りたい!という東京方面から舞浜・新浦安へお帰りの方に、1つ会社員時代にの私が使っていたとっておきルートをご紹介します。

それは東京駅から高速バスを利用することです。

東京ベイシティバスが運行する【高速バス 秋葉原・東京駅〜「東京ディズニーリゾート®」・新浦安線】は、東京駅を出発し大手テーマパークを経由した後、浦安市内を通って最終的に新浦安海側のマンション群へと向かうバスです。ちょうど帰宅時間に30分もしくは1時間に1本出ていて、定員がある為座れますし、京葉線が止まっていても運行していることも多く、座って帰りたいときにはよく利用していました。ただ電車が止まるくらいの強風なので、高速走行時にバスが揺れてちょっとしたジェットコースター気分が味わえます(笑)舞浜駅利用の方は大手テーマパーク名のバス停で、市内中央部よりの方は富岡三丁目バス停で、新浦安方面は各街の名前のバス停で降りられるといいかと思います。

東京ベイシティバス 新浦安線のホームページへ

ちなみに羽田空港・成田空港からも高速バスがありますので、出張時や旅行時などには重たいスーツケースを持ち歩くこともなく非常に快適にアクセスできますよ☆

最後に

今回は京葉線の混雑具合についてお伝えしました。私は会社員時代東西線浦安駅が最寄りだったのですが、当時の東西線の通勤地獄は本当にひどくて、わざわざ舞浜まで出て京葉線で通勤したくらい京葉線の通勤は天国でした。今は東西線の通勤地獄もだいぶ改善され(コロナ渦が明けてしばらくしたので、また混雑傾向のようですが)今通勤するならまた京葉線を利用するかと言われればクエスチョンマークが出ますが、もしどちらも同じくらいの通勤時間と言われれば京葉線の方が良いなと思えます。なんせ帰りが始発で座れますしね!!!

※2024年9月追記

用事があり、通勤時間帯に武蔵野線西船橋駅から東京方面に向かう電車に乗る機会があったのですが、西船橋駅から京葉線に乗り入れて東京方面に向かう列車は結構混雑していました。もともと通勤時間帯の運行本数が10~15分に1本程度なので利用者が集中してしまうのですが、隣の人との距離が近く感じ、東西線より混雑より混雑しているんじゃないかと思うほどでした。それでも混雑は新木場駅まででそこから先は記事内の通りです。もし通勤時間帯に異様に混んでるなと思われたなら、武蔵野線の乗り入れ列車かもしれませんね。

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