賃貸アパート・マンションを探すのが初めての方や、よく質問を受ける用語を中心に用語集を作成してみました。
これだけ覚えれば、インターネットの賃貸物件の広告内容や、全国の不動産賃貸営業マンの言っていることが理解できるはず!と思ってなるべくわかり易く書いているつもりですが…伝わらなかったら教えて下さい。またこれからも順次追加していきます。
索引
あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行 英数字
あ行
アパート
木造や軽量鉄骨造の2〜3階建ての共同住宅。コーポ、ハイツ、メゾンなどと呼ばれることもあり、語源は英語で共同住宅を意味するアパートメント(apartment)から来ています。
アイランドキッチン
キッチンをお部屋の真ん中に置く、まるで島(アイランド)のようなキッチンのこと。導線を確保するため広いスペースが必要ですが、リビングと一体化していたり、そのままカウンターとして利用できたりして人気。ただし賃貸で採用しているアパート・マンションは少なく、シェアハウスや分譲マンションで採用されていることが多い。

印鑑証明書(いんかんしょうめいしょ)
市区町村に登録した印鑑(実印)の証明書。印影が記されており、見比べることで押された印鑑が実印であるかを確認することができる。取得は市区役所、町村役場。賃貸借契約では連帯保証人に対して実印の押印と印鑑証明書の提出を求めることが多い。
インターネット無料(いんたーねっとむりょう)
入居者が無料でインターネット回線を利用できる設備のこと。入居者は無料だが、代わりにオーナーの費用負担でインターネット回線を各戸に引いており、回線種別(ケーブルテレビや光回線など)を選ぶことはできない。通常はインターネット回線を全戸の入居者で共有するので、みんなが使う夕方〜深夜帯は遅くなりがち。使ってみて速度に不満がある方は別途専用線を引き込むことも検討しよう。
インターホン(インターフォン)
主に玄関と室内を電話のようなものでつないで、応答できるようにした設備。誰か来た際に玄関ドアを開けずに対応できるので、セキュリティ的に安全。さらに相手の顔が確認できるようにカメラとモニターがついたものをモニターホン(テレビモニターホン)と呼ぶ。
ウォークインクローゼット
ある程度の広さが有り、中に歩いて入るタイプのクローゼット。ハンガーパイプなどが渡してあり、洋服が大量にある方の強い味方。出入り口が2箇所あるものはウォークスルークローゼットと言われ、洋室と脱衣所間や、洋室同士で共有されたりする。
ウォームレット
暖房便座。ウォシュレットから洗浄機能を取り除いたものとお伝えすればわかりやすいでしょうか。便座が冷たくなりがちな冬の強い味方。
エアコン
英語の「air conditioner」の略。賃貸では一人暮らしの場合はほとんど1台ついているが、2人暮らし以上の場合は各部屋に必ず設置されているわけではないので注意が必要。また、排気やコンセントの問題から付けられない部屋もあるので、お部屋を探す際にエアコンがお部屋についてなかったら、付けられるかどうか確認しよう。ちなみに、もともとついているエアコン(設備)の場合、壊れたり動かなくなったら原則オーナーが直してくれます。
エレベーター
上層階に人や荷物を運ぶ昇降装置。非常に便利な反面、メンテナンスや電気代は高額で、管理費(共益費)が高くなりがちなデメリットも。最近ではモニター付きやエアコンが完備されているものも有ります。
追い焚き(おいだき)
お風呂のお湯が冷めたときに、沸かし直せる設備。二人暮らし・ファミリー世帯など、各人でお風呂の時間がずれる場合に重宝するので、一人暮らし用の間取りではあまり採用されない。
オートロック
建物のエントランスやお部屋の玄関を自動(オート)で閉める(ロック)する設備。賃貸では一般的には建物のエントランス部分が自動で閉まるものを指すことが多い。セキュリティ面において人気がある設備だが、見せかけで簡単に突破できてしまうオートロックもあるので、内見時にチェックしよう。
オール電化(おーるでんか)
賃貸では照明やテレビ=電気、コンロやお風呂=ガスと役割分担している場合がほとんどだが、IHコンロや電気給湯器を使用してコンロやお風呂にも電気を使うことをオール電化と呼ぶ。メリットとしてはガスを契約しないのでガス代がかからないことだが、その分電気の使用量が増えるので、家族の実態に合わせた電気料金プランを選ぶことが重要になる。
押入(おしいれ)
主に和室にあるお布団をしまうための収納で、上下二段に別れている。布団用なので奥行きがあるため収納力は高い。布団をしまわない場合は、収納ケースなどを置いてタンス代わりにすると収納力アップ。
温水洗浄便座
いわゆるウォシュレットやシャワートイレと呼ばれるもの。ウォシュレットはTOTO、シャワートイレはINAXの商品名のため、不動産業界では温水洗浄便座と呼ばれます。
オンライン接客(おんらいんせっきゃく)
オンライン来店・WEB来店ともよばれる。インターネット上でテレビ会議システム等を用いて遠隔地からでも相手の顔を見ながら相談できる。
オンライン内見
インターネットを通じて、不動産会社の営業担当者がお部屋を中継するのをリアルタイムに視聴できる。
か行
カードキー
カード型の鍵。磁気タイプと穴が空いている物理タイプに別れます。セキュリティは優れていますが、磁気タイプには受信する側の電池交換が必要であったり、物理タイプにはプラスチックのため割れやすいといったデメリットも有ります。
解約予告(かいやくよこく)
退去する場合に事前取り決めた通知に関するルール。通常1ヶ月前が多いです。
カウンターキッチン
作業スペース(カウンター)がついたキッチンです。料理を終えたお皿を一時的に置いたり、リビングと対面して会話もできるため、幅広い層から人気がある設備です。

鍵交換費用(かぎこうかんひよう)
入居時に新しい鍵に交換する費用。交換する鍵の種類や、不動産会社によって1万円台〜数万円と幅広い。お部屋の契約時に選択できる場合と、必ず交換しなければならない場合とがあるので注意が必要。
火災保険(かさいほけん)
お部屋の中で火を出してしまった場合、オーナー様に弁償する金額が多額になることに備えて、またはもらい火によって自身の所有する家財(パソコンとかテレビとか)が燃えてしまった場合に備えて加入する保険のことを指す。正確には家財保険+借家人賠償責任保険(特約)というが、火災を起こした場合の保険ということで火災保険と伝えている。
ガスコンロ
ガスを使用した調理器具。1口〜3口、グリル(魚を焼く)付きなどがある。賃貸では流しとガスコンロが一体化しているシステムキッチンもある。購入する際「都市ガス用」と「プロパンガス用」とがあるので注意しよう。
角部屋(かどべや)
建物の角にあるお部屋。壁に窓が多くとられ、室内が明るい場合が多いです。また片側の隣戸が無いので、音が気にならなくなるのもメリットですね。
管理会社(かんりがいしゃ)
オーナーに代わって建物の維持管理や家賃の入金管理、入居者の募集を主導する不動産会社のこと。
管理費(かんりひ)
共有部分の水道光熱費や、共用のゴミ捨て場などの維持管理費などに充てる費用で、家賃と共に毎月支払うお金です。不動産会社によって共益費と呼ばれることも有りますが、同じ意味で使用されています。
給湯設備(きゅうとうせつび)
お風呂や洗面台、キッチンへお湯を供給する設備。電気式・ガス式などがある。
共益費(きょうえきひ)
管理費(かんりひ)の項目を参照ください
共同○○(きょうどう)
入居者全員で利用できる設備。共同キッチン、共同トイレ、共同浴室などがあり、最近ではシェアハウスや寮などで使われる場合が多い。
クッションフロア
ビニール製の床材。クッション性、耐久性、撥水性に優れるので、キッチン・脱衣所などの水回りや、居室・リビングなどに使用される。
クリーニング費用(くりーにんぐひよう)
退去後、専門業者によってお部屋を清掃するための費用。国土交通省のガイドラインではオーナー負担が望ましいとされているが、契約内容として入居者負担とすることも可能。
クローゼット
主に洋室についている、ハンガーパイプが通っていて、洋服をかけるための収納のこと。
クロス
壁を覆うシート。白色が一般的だが、色がついたものや柄、キャラクターものもあり、お部屋を演出することができるアイテムになっています。
契約書(けいやくしょ)
お部屋の契約は入居希望者が借りたい!という意思表示にオーナーが貸します!と承諾をするだけで成立します。が、後々トラブルにならないよう契約内容を書面にまとめるのが一般的で、まとめたものを契約書(賃貸借契約書)と呼びます。
下水道料
水を流す際、市区町村の公共下水道を利用する場合に下水道の利用契約・料金の支払いが必要となります。賃貸の場合は排水の項目を確認してみましょう。人口密集地の場合は公共下水の場合が多いですね。
下駄箱
靴をしまう収納。賃貸の下駄箱には様々な形があるので、ご自身のメインで履いている靴がきちんとしまえるか確認しましょう。特にハイカットのスニーカーや厚底の靴、ロングブーツなどは注意が必要です。
原状回復(げんじょうかいふく)
借主が退去時にお部屋を借りたときの状態に戻すこと。(借りていて当然汚れたりするものを除く)例えば太陽によって壁紙が焼けてしまったものについては原状回復しなくてもよいが、結露によってできたカビはお掃除していれば防げるものなので原状回復の対象になったりします。詳しくは国土交通省の原状回復をめぐるトラブルとガイドラインを参照してください。
コインランドリー
お金を支払って使用する、共用洗濯機。靴専用の小型のものや、布団まで洗える大型のものまで様々あるが、乾燥機付きのものは短時間で洗濯物が乾くので通年利用率が高い。
公共下水(こうきょうげすい)
市区町村が管理する、下水を処理するための施設や設備。利用には費用が必要。(下水道料の項目を参照)
口座振替手数料(こうざふりかえてすうりょう)
自分の口座から家賃を引き落としで支払う際の手数料のこと。金額は会社によって違いがあるので注意。
更新事務手数料(こうしんじむてすうりょう)
契約更新の際に不動産会社へ支払う手数料のこと。
更新料(こうしんりょう)
契約更新の際にオーナー様に支払うお礼金。契約期間が2年だとすると2年毎に支払いが発生します。地域によって習慣(金額)に差が有り、浦安市は1ヶ月分〜1.5ヶ月分を支払う契約内容のアパート・マンションが多いです。返還はされません。
構造(こうぞう)
主に建物の柱や壁が何の材料でできているかを表したもの。以下のような種類があります。
- 木造・2×4造(W造)…柱に木材を使用してできた建築物
- 軽量鉄骨造・鉄骨造・重量鉄骨造(S造)…柱に鉄骨を使用してできた建築物
- 鉄筋コンクリート造(RC造)…柱や壁が鉄筋コンクリートでできた建築物
- プレキャストコンクリート造(PC造)…組み立て式のコンクリートでできた建築物
- 鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)…柱に鉄骨を使用した鉄筋コンクリートの建築物
コンシェルジュ
物件エントランスなどで宅急便や荷物の受け取りなどのサービスを行ってくれる人のこと。賃貸では少ないが分譲マンションなどでは付加価値サービスとして提供されていることが有ります。
さ行
サービスルーム
間取り図ではSと表され納戸とも呼ばれる、採光基準などを満たさず建築基準法ではお部屋とみなされない空間のこと。実際スペースはあるので生活はできます。お子様部屋、書斎、寝室、衣装部屋などに使うのがおすすめですね。
サニタリー
キッチンを除く、水回りのこと。浴室・洗面・トイレなどを指します。
シェアハウス
リビングやキッチンなど、一部を共用(シェア)して使う物件の事を指します。
敷金(しききん)
入居時にオーナーへ担保として預けるお金。退去時に返還されます。ただし滞納家賃や原状回復費用など、支払わなければならない金銭ががある場合は、その額が敷金から差し引かれます。初回契約時に1回だけ支払います。
敷地内ゴミ置き場
建物の敷地内にある、アパート・マンション専用のゴミ置き場。
敷引き(しきびき)
退去時に敷金から一定額を差し引く制度。例えば敷金1ヶ月、敷引き1ヶ月の契約の場合、預けた敷金から退去時に1ヶ月分差し引かれるため、返還はありません。差し引かれた金額は原状回復費用に充当されるケースが多いです。
システムキッチン
流し・ガス台・調理台などが一体となったキッチン。天板が一体となっていてお掃除がしやすい。最近では食器洗浄機が組み込まれているものもある。
シャッター
防犯に寄与するシャッター付き物件もある。特に1階住戸に採用されることが多い。
室内物干し(しつないものほし)
外に干したくないもの、陰干ししたいものを室内に干すための装置。リング(輪)で物干し竿を通すタイプや、壁から壁までロープを渡す、コードタイプなどがある。
シューズインクローゼット
通常は玄関の脇にある、玄関と地続きになっていて靴を履いたまま出入りできるクローク。靴はもちろん、子ども用自転車やスケボー・キャンプ道具など、外に置きたくないけれど、室内にも上げたくもないものを置くことができるスペース。
重要事項説明書(じゅうようじこうせつめいしょ)
お部屋を紹介した不動産会社が作成する、契約内容の中から重要な事項を抜粋した説明書。契約の前に宅地建物取引士という国家資格を持った不動産取引のプロが説明することで、抜けがなく、わかりやすく契約内容を知ってもらうことができる。
種別(しゅべつ)
アパート(コーポ・ハイツ)、マンション、貸家(戸建)、テラスハウス、メゾネットなど建物の分類を指します。
浄化槽(じょうかそう)
公共下水が整備されていないところに設置される、個人が管理する水質浄化設備。浄化後は水路を通って川などに放流される。公共下水を使用しないので下水道料はかかりませんが、メンテナンス費用が借主負担の場合もあるので注意が必要です。
償却(しょうきゃく)
預け入れた敷金や保証金のうち、戻ってこない金額のこと。敷引とニュアンスは同じだが、こちらは原状回復費用に充当されないケースが多い。きちんと契約時に内容を確認しましょう。
消毒(しょうどく)
入居前にお部屋の害虫を駆除する、不動産会社が提供するサービスのこと。
浄水器(じょうすいき)
キッチンの水道についている、水をきれいにする装置。賃貸でもまれに有り、利用する場合は管理する不動産会社経由でカートリッジを購入するシステムになっている。
食器洗浄乾燥機(しょっきせんじょうかんそうき)
システムキッチン等に組み込まれているタイプ、外付けタイプがあるが、食器やフライパンを入れると自動で洗浄、乾燥まで行ってくれる機械。
所要時間(しょようじかん)
アパート・マンションの出入り口から駅やバス停までかかる時間(分)。不動産業界では所要時間について表記のルールが有り、距離を計測、80mを1分、端数は切り上げて計算する。80mを1分と聞くとそんなもんかと思われるかもしれませんが、早歩きくらいのスピードとなり、履いている靴によっても異なるので、弊社では1.2倍位で考えると丁度いいですよとお伝えしています。
水道料定額(すいどうりょうていがく)
通常は使った分だけ支払いますが、一部アパート・マンションでは使用量に関係なく定額のものがあります。水道局へはオーナーが代わりに払っているので、定額だからと使いすぎていると水道料値上げを請求されるかもしれないので注意が必要です。
スキップフロア
中二階のような、階と階の間に作ったスペース。
スマートロック
スマートフォンなどを使って解錠・施錠できる鍵やそのシステムのこと。非常に便利だが、受け側である錠の電池交換が必要であったり、スマートフォンのバッテリー切れや破損によって家に入れなくなってしまう可能性があるので注意が必要。不動産会社が取り付けているものは設定に別途料金が必要なことも。
設備充実(せつびじゅうじつ)
人気のある設備、例えばオートロック、宅配ボックス、エレベーター、インターネット無料などがたくさん備わっている場合、設備充実のマンションと呼ぶことが有ります。
洗濯パン(せんたくぱん)
防水パンともいう。洗濯機を乗せる台と水の受け皿を兼ねていて、もし洗濯機から水が漏れたとしてもお部屋が水浸しになるのを防いでくれる設備。

洗髪洗面化粧台(せんぱつせんめんけしょうだい)
独立洗面台にシャワーがついたもの。洗髪だけでなく、ペット飼育可のアパート・マンションではペットを洗うのにも重宝する。年代によってデザインが大きく変わるので、内見時に確認しよう。
洗面台(せんめんだい)
洗面化粧台ともいう。主に手洗い、洗面、歯磨きに使用する、洗面ボウル付きの化粧台。賃貸ではお風呂内ではなく脱衣所や廊下などの違う場所に洗面台が独立してあることを独立洗面台と呼ぶ。
専有面積(せんゆうめんせき)
自分が専用で使えるお部屋の面積のこと。お部屋の広さですね。共用部である廊下やバルコニーの面積は入りません。
相続人(そうぞくにん)
亡くなった方の遺産を受け取る人のこと。遺産には金銭だけでなく権利も含まれ、借りた方が亡くなった場合、賃貸借契約(お部屋を借りる権利)も相続人に引き継がれます。
た行
退去(たいきょ)
お部屋を解約して出ること。お部屋の解約にはルールがあるので契約書をよく確認しよう。
退去立会い(たいきょたちあい)
退去時に管理会社が部屋の状態を確認すること。お引越しの日に一緒に確認することもあれば、後日管理会社が単独で確認する場合も。壁床柱の傷、室内の清掃状況などを確認して、借主の原状回復範囲をどこまでとするかを決め、それに基づいて工事金額が決定する、重要な機会です。
退去費用(たいきょひよう)
退去に際して必要な費用。賃貸では退去立会いの後の原状回復費用のことを指す場合が多い。
ダイニングキッチン
間取り図ではDKと略される。食事をするスペース(ダイニング)と料理をするスペースが一緒になっているスペースのこと。不動産業界で表記の決まりがあり、1DKの場合はDK部分が4.5畳以上、2DK以上の場合はDK部分が6畳以上でないとダイニングキッチンと表記はできず、キッチンと表記することになっている。
ダウンライト
天井に埋め込まれた小型の照明。天井に埋め込むため天井をスッキリと広く見せることができます。ホコリがたまりづらいのもポイントですね。
宅地建物取引業(たくちたてものとりひきぎょう)
不動産の取引を反復・継続して不特定多数の方と取引を行うこと。免許制のため、無免許で行うと罰則がある。ただし、オーナー様で自分のアパート・マンションに入居者を募集することは、免許を得ずに行うことが認められている。
宅地建物取引士(たくちたてものとりひきし)
不動産取引に必要な国家資格者で、いわば不動産取引のプロ。不動産会社に勤める人全員が所有している訳ではないので、もし担当者を選べるとしたら宅地建物取引士資格を持っている方を選ぼう。
宅配ボックス(たくはいぼっくす)
不在時に代わりに荷物を一時預かってくれる設備。マンションやアパートでは戸数に応じた宅配ボックスが設置されるが、全戸分あるわけではないので、荷物が届いたら早く回収して空けないと、次の荷物が受け取れなくなってしまう。特に大手通販サイトがセールを開催する時期は注意が必要です。

ダブルロック
玄関ドアに2つ鍵がついていること。(ワンドア・ツーロック)一般的には鍵を2つ開けるには時間がかかるため防犯性が高いと言われるが、ついている鍵が防犯性の低い鍵の場合あっというまに解錠されてしまう可能性もあるので注意が必要。
タンクレストイレ
便器の背中部分にある給水タンクが無いトイレ。デザイン性が高く、お掃除が楽なのが特徴。
暖房(だんぼう)
今やエアコンが普及しあまり見かけなくなりましたが、夏が短い北海道や東北、避暑地などでは暖房だけの場合もあります。
築年月(ちくねんげつ)
アパート・マンションが建った年、月。
仲介(ちゅうかい)
貸主と借主の間にたち、契約を取りまとめる役割のこと。
仲介手数料(ちゅうかいてすうりょう)
仲介の対価として不動産会社に支払う報酬。0.5ヶ月分〜1ヶ月分(+消費税)が一般的。本ページを制作している浦安のエスホームでは、仲介手数料実質最大0円にてご紹介しています。
駐車場(ちゅうしゃじょう)
賃貸アパート・マンションの駐車場は、敷地内と近隣とがあり、敷地内はアパート・マンションと同じ敷地にあるが、近隣は同じオーナーが所有している、他の敷地だったりする。基本的に駐車場契約にも仲介手数料や敷金・礼金がかかる。
駐輪場(ちゅうりんじょう)
自転車を駐輪するスペース。スペースだけ区切られているものもあれば、屋根付きのもの、駐輪ラックが備わっているものなど様々。バイクを駐車するのは不可の場合や別途契約が必要なこともあるので、バイクを駐輪したい場合には管理会社へ問い合わせをしてみよう。
町内会費(ちょうないかいひ)
自治会費とも呼び、快適な生活を送るため地域住人がお金を出し合い、その地域の活動を支えるための費用です。例えば地域の夏祭りの開催や、賃貸と関係するところだと地域のゴミ集積所の設置・管理を行っています。
賃貸人(ちんたいにん)
お部屋を貸している人や企業のこと。大家(おおや)、オーナー、貸主(かしぬし)と呼ばれることもある。
賃借人(ちんしゃくにん)
お部屋を借りている人や企業のこと。借主(かりぬし)と呼ばれることもある。
賃貸借契約(ちんたいしゃくけいやく)
一方がものを貸すことを約束し、もう一方がそれを借りる代わりに金銭を支払う事を約束する契約のこと。賃貸では建物賃貸借契約を指し、一方(貸主)がお部屋を貸すことを約束して、一方(借主)が借りる代わりに家賃を支払う事を約束する契約を指す。
定期借家契約(ていきしゃっかけいやく)
契約期間終了後に必ず終了する建物賃貸借契約のこと。通常は契約の更新(継続)が認められるが、定期借家契約では更新は認められず、契約が終了したら必ず出ていかなければならない。ただし、契約終了後オーナーの許可があればもう一度同じお部屋を契約することができる場合がある。(再契約可)
デザイナーズマンション
建築家やデザイナーの意見を取り入れて建築した、デザイン性の高いマンション・アパートのこと。汎用性を抑えて独創性が上がるため、万人受けはしなくなるが、特定の層に刺さりやすくなる。
手付金(てつけきん)
契約の予約金として支払うお金。
テラスハウス
一般的には2階建て、連棟式の共同住宅のこと。

電気コンロ(でんきこんろ)
金属に電気を通すと抵抗によって熱が発せられる特性を利用して、鍋などを温める調理器具。IHコンロとの違いは、電気コンロはコイルを発熱させて外部から鍋を温めるのに対し、IHコンロは鍋自体が発熱します。

転貸借
借りたものをまた別の人に貸す、いわゆる又貸し。お部屋の契約では認められていないケースがほとんどなので、勝手に他の人を住まわしてはだめですよ。
店舗・事務所
お部屋の契約には大きく分けて居住用(住むための契約)と事業用(商売をする契約)があり、居住用で借りたお部屋を事業用として使うことはできません。店舗や事務所として使用する場合には、使用用途や使う目的(店舗でも飲食店なのか、物品の販売なのか等)を明確にして、オーナーの承諾を得なければなりません。
独立洗面台(どくりつせんめんだい)
洗面台(せんめんだい)の項目を参照してください。
特約(とくやく)
契約書に記載される特別な約束事のこと。通常はその契約だけの特別な内容を入れることが多いので、注意が必要です。
土砂災害警戒区域(どしゃさいがいけいかいくいき)
後ろが崖になっているなど、土砂災害が発生した際に生命の危険の可能性があるエリアを、都道府県知事が指定し、注意喚起を促しているエリアです。過去の事例も踏まえて指定されるため、区域内でお部屋を借りる際には十分に注意が必要です。
トランクルーム
普段あまり使わないものをしまって置けるスペース。倉庫の小さい版。
取引形態(とりひきけいたい)
不動産会社がどのような立場でお部屋を紹介するか、スタンスを表したもの。貸主、仲介、代理などがある。
な行
内見(ないけん)
実際にお部屋を見学すること。間取り図ではわからないお部屋の実際の広さを体感したり、コンセントの位置などを確認して家具の配置を想像したり、お部屋を決める上で大事な項目。最近ではインターネットを利用して営業担当者が現地から中継する、オンライン内見(WEB内見)も普及し始めている。
納戸(なんど)
サービスルームの項目を参照してください。
入居時期(にゅうきょじき)
不動産会社によっては入居可能日、入居日とも表記される、お部屋がいつから入居できるのかを表したもの。「即入居可」であれば契約後すぐに入居ができるお部屋で、「相談」はオーナー様と相談して決めるお部屋となっています。「相談」であっても、ある程度目安として「○月下旬頃入居可能予定」と併記されていることも有ります。
値引き交渉(ねびきこうしょう)
賃料や初期費用を下げてもらう交渉。申込みのときがベストタイミング。
は行
バイク置き場(ばいくおきば)
バイク専用の駐輪場。通常は使用料が発生する。バイクの種類によって駐められるか変わる可能性もあるので、バイクを所有している場合には排気量やサイズ(型)を伝えて駐められるかどうかを確認しよう。
パイプスペース
間取り図ではPSと表される、主に上下水道管を通すためのスペース。
ハウスクリーニング費用
クリーニング費用の項目を参照してください
はめ殺し窓(はめごろしまど)
採光のための窓。開閉できないので、風を通したりはできない。
バランス釜(ばらんすがま)
最近はめっきり減りましたが、お風呂でお湯を出したり、お風呂を沸かし直したりする、風呂釜の脇に設置する設備。

パントリー
キッチンの脇などに設けられる、食品や食器などを収納しておくスペース、または収納自体のこと。
ピクチャーレール
賃貸の壁などに設置される、服などがかけられるようにフックが通ったレールのこと。服以外にもインテリアなどをかけても良い。
日割り家賃(ひわりやちん)
月の途中で入居する場合、
家賃 × 入居する日〜月末までの日数 ÷ その月の日数
で計算したものを日割り家賃として入居時に支払う。
フィットネスルーム
ランニングやウェイトマシンが備わった部屋のこと。賃貸では付加価値として入居者専用のフィットネスルームを備えたアパート・マンションが出始めている。
二人入居可(ふたりにゅうきょか)
カップル・家族など複数入居がOKという条件。
普通建物賃貸借契約(ふつうたてものちんたいしゃくけいやく)
一般的な建物賃貸借契約。契約期間終了後は契約の更新が行われ引き続き住むことができる。途中解約についての定めがされている場合が多く、1〜2ヶ月の事前予告をもって契約を解約できることが多い。
フリーレント
家賃無料期間のこと。フリーレント1ヶ月=家賃が1ヶ月分ただになるという意味になる。ただし管理費や駐車場代などは無料とならない場合もあるので注意が必要です。
フリーレント
一定期間家賃無料の特典。
フロントサービス
コンシェルジュの項目を参照して下さい。
分譲賃貸(ぶんじょうちんたい)
分譲マンションの一室を賃貸として貸し出すこと。通常の賃貸と比較してお部屋が広かったり、設備のグレードが高かったりするので、見つけたら検討することをおすすめします。
ペット可
ペット相談と書かれていることも。だいたいは犬・猫何匹までといった制限があり、特に犬については中型犬までなどの制限がある。後々トラブルにならないよう、犬種猫種、飼育頭数を正確に報告して許可を得よう。
ベランダ
屋根がある空間のこと。賃貸では窓から出て洗濯物を干すスペースのことをベランダと呼ぶ。似た言葉でバルコニーがあるが、バルコニーは本来屋根がないベランダを指していた。しかし今は同じ意味で使われることが多い。
ホームセキュリティ
セコムやアルソックなど、物件内で異常を感知した際に警報を鳴らしたり駆けつけサービスなどを行ってくれる。
防犯カメラ(防犯カメラ)
エントランスやエレベーターなどの共用部に付けられる。
保証会社(ほしょうがいしゃ)
家賃保証会社とも呼ばれる。現在では連帯保証人を立てる代わりに、保証会社のサービス(商品)に加入するのが一般的になっている。家賃滞納などがあった場合には入居者に代わってオーナーに立て替え払いをする会社。
保証料(ほしょうりょう)
保証会社のサービスを利用する際に保証会社へ支払うお金。保証会社によって額が違う。
ま行
前家賃(まえやちん)
契約時に前もって支払う家賃のこと。例えば5月15日から住むお部屋の契約の場合、15日〜月末までの家賃と6月分の家賃を前家賃として契約時に支払ったりします。
間取り(まどり)
部屋の配置や構成のこと。1K、1LDKなどを指す。
マンション
鉄骨造、鉄筋コンクリート造の3階建て以上の共同住宅を指す。ちなみに英語ではマンション=豪邸という意味で、全部アパートメントなので注意。
メーターボックス
玄関の脇にあることが多い、水道やガスの検針メーターが収まっているスペース。間取り図ではMBと略されている。
メゾネット
1つの住戸の中に階段があり、2階層以上あるお部屋のこと。テラスハウスと似ているが、テラスハウスは1棟なのに対し、メゾネットはマンションの3-4階部分など建物の一部であることが多い。
免許番号(めんきょばんごう)
不動産会社の営業許可番号。
申込金(もうしこみきん)
賃貸申込時に預かるお金。契約が成立しなければ返金されるのが一般的。
や行
家賃(やちん)
住まいを借りるために毎月支払う金銭のこと。毎月締め日が決められており、遅れると滞納となってしまうので注意しよう。
役所手続き(やくしょてつづき)
住民票移動などの行政手続き。
床暖房(床暖房)
床下に温水管や電熱線を敷き、床を温める設備。エアコンのように風を送らないため、ホコリが立ちづらい。
ユニットバス
賃貸ではバス・トイレ・洗面台が一体となっていることを指す場合が多いが、本来は一体成型されたお風呂という意味。間取り図ではUBと表記される。
湯沸かし器
瞬間湯沸し器ともいう。台所に設置する、水をお湯にする給湯設備。バランス釜と同じく昔は主流だったが、今は給湯器の台頭によって数はめっきり少なくなった。

浴室乾燥機
浴室内の換気や乾燥を行う設備。外に干すとホコリや花粉がついてしまうが、浴室乾燥機を使うと外気に触れずに乾燥させることができるため、花粉症やハウスダストアレルギーの方にも有効。最近では冷風機能や暖房機能があったり、ミストサウナができるものまで登場している。
ら行
礼金(れいきん)
お礼金として契約時にオーナーに支払う金銭。返還はされない。支払いは契約時の1回のみ。
リノベーション
設備や内装を一新して住みやすくする大規模改修のこと。
リビングダイニングキッチン
間取り図ではLDKと表記される。くつろぐスペース(リビング)、食事をするスペース(ダイニング)、料理をするスペース(キッチン)が一緒になっているスペースのこと。不動産業界で表記の決まりがあり、1LDKの場合はLDK部分が8畳以上、2LDK以上の場合はLDK部分が10畳以上でないとリビングダイニングキッチンと表記はできず、ダイニングキッチンと表記することになっている。
ルーフバルコニー
階下の屋根の部分を利用したバルコニーのこと。面積が広く開放的だが、階下は住戸のため音に注意が必要。
ルームシェア
家族以外の同居人と暮らすスタイルのこと。友人同士、恋人同士などが考えられる。意外とルームシェア不可の賃貸も多いので注意が必要。
冷房(れいぼう)
いわゆるクーラーのみの設備。お部屋を温めることはできない。
連帯保証人(れんたいしょうにん)
家賃や原状回復費用など、入居から退去まで借主と一緒に責任を追う人。賃貸の契約では何かあった場合に備えて連帯保証人をつけるのが一般的であったが、保証会社のサービスを利用する契約も増えてきている。
礼金ゼロ(れいきんぜろ)
礼金が不要な物件。帰ってこないお金なので、無いのはオトク。
ロフト
屋根裏部分や中二階部分などを利用したスペースのこと。階段や梯子で行き来する。季節モノの洋服などを収納したり、ベッドスペースとして利用されている方も。ただ筆者個人的には、梯子を使うロフトの場合は寝ぼけて踏み外したら危ないのと、夏は熱気が溜まりやすい理由から、収納としての利用をオススメしている。
わ行
和室(わしつ)
畳敷きの日本式の部屋。採用される畳によってお部屋の大きさが違うので注意が必要。SUUMOさんでわかりやすくまとまっていたので、詳しくはそちらをご参照下さい。
割安物件(わりやすぶっけん)
相場より賃料が安めの物件。
ワンルーム
仕切りのない一部屋空間の物件。仕切りがあるのは1K。それぞれ特徴があり、まとめているコラムがあるので、詳細はそちらを参照ください。
英数字
24時間サポート
24時間稼働のコールセンターサービス。通常は鍵・水回り・ガラスのトラブルに対応する他、物件によってはご近所トラブル等にも対応するものも。ただし加入には費用がかかり、契約時に入居者が負担する場合が多い。
BSアンテナ
衛星放送を受信するためのアンテナ。受信には専用のチューナーとNHKとの契約が必要、また一部放送は有料です。
CATV
ケーブルテレビの略。ケーブルテレビ会社と契約することでインターネットや様々なテレビチャンネルを視聴できるようになる。また、一部賃貸物件ではオーナーさんの費用でインターネットが無料になっていたりする。
CSアンテナ
CS放送を受信するためのアンテナ。視聴には別途専用のチューナーと視聴契約が必要です。
IHコンロ
IHヒーターとも。過電流を発生させ、乗せたフライパンや鍋自体を発熱させて調理する設備。熱源が無いため安全で、表面がフラットでお掃除もしやすい。
IT重説(あいてぃじゅうせつ)
Iインターネットを利用した重要事項説明書の読み合わせのことを指す。重要事項説明書は本来対面して説明しなければならないが、要件をクリアすればインターネットを利用して説明しても良いことになった。