街の住みここちランキング2025が発表、浦安市は今年も1位!首都圏全体で6位!

今年も大東建託株式会社より「街の住みここちランキング2025」が発表されました。
住みたい街ランキングといった願望をランキングにしたものはよく目にするのですが、実際に住んで居る方にアンケートを取って、「住みここち」をランキングにしたものはあまりないため、エスホームでも毎年注視しているランキングです。

その中で、浦安市は住みここちで県内自治体別ランキングで5年連続1位、首都圏内自治体別ランキングでも6位という結果になりました。

本ページではランキングの結果と、なぜ評価を受け続けられるのかを実際に浦安に住んで居る筆者がお伝えします。

※本記事は大東建託街の住みここちランキング2025(https://www.eheya.net/sumicoco/2025/)のデータを引用させていただいており、浦安市にフォーカスを当て再編集しております。

目次

住みここちランキング2025結果

千葉県版ランキング(自治体)

順位昨年順位自治体名偏差値
🥇11浦安市71.6
🥈22印西市68.3
🥉33千葉市美浜区65.3
44流山市64.5
55千葉市緑区61.8

浦安市は5年連続で千葉県版住みここちランキングで1位を獲得しました。

首都圏版ランキング(自治体)

順位昨年順位自治体名偏差値
🥇11東京都/中央区70.8
🥈22東京都/文京区69.3
🥉34東京都/武蔵野市68.8
43東京都/港区68.5
57神奈川県/横浜市都筑区68.1
65千葉県/浦安市68.0

首都圏版ランキングでも6位を獲得しました。去年から1ランクダウンしてトップ5には残れませんでしたが、それでも数ある首都圏の自治体の中で6位という結果は誇らしいですね!

項目別ランキング(千葉県版)

生活利便性

8位

交通利便性

行政サービス

静かさ・治安

19位

親しみやすさ

🥇1位

賑わい

🥇1位

多くの項目で浦安市は1位を獲得しています。特に昨年は4年に1度の浦安市の大祭があり、浦安市中をお神輿が練り歩き、出店もかなりの数出店したりと、東京まで30分の距離ながらローカルな一面が強く打ち出され、「親しみやすさ」のポイントも上昇したのではないかと思います。

浦安の大祭で神輿が練り歩く様子

一方で「物価・家賃」や「防災」の項目ではポイントが伸ばせずランキングに入ることが出来ませんでした。家賃については川を挟んで東京都であり、どうしても千葉県全体と比べると高めであることと、防災はやはり東日本大震災での液状化の印象を色濃く残しているものと思われます。

実際のアンケート回答者のコメント

実際にランキングに回答した方の、浦安市在住者のコメントをご紹介します。

ディズニーが好きなので歩いて行ける距離に住めていることが嬉しいのと、都内へのアクセスがしやすいが都内ほど都会すぎず田舎すぎないところが気に入っている。街並みが綺麗。

地下鉄浦安、JR舞浜、新浦安3つの駅に徒歩で行くことが可能なため、とても便利です。スーパーも何軒かあり、病院や、スポーツクラブもあるので不自由無く暮らせています!

公園が多く、道が広々としていて安心して歩けます。日常生活に必要な買い物が近所で済ませられるのでとても便利です。

浦安市には「適度なローカルさ」の浦安駅、「商業・ビジネスの街」の新浦安駅、「言わずとしれたリゾート」の舞浜駅があり、それぞれ特徴が異なります。

お休みの日に気分に合わせてお買い物場所を変えたりできるのも、浦安市の魅力の1つです。

浦安市が高評価を受け続ける理由

ここからはランキングで高評価を受けた項目について、在住歴40年超の筆者の体験も交えてお伝えします。

都心へのアクセスも快適!浦安エリアの鉄道事情

主に筆者がよく利用する路線をピックアップして制作しています

東西線で都心主要エリアへダイレクトアクセス

浦安駅から利用できる東京メトロ東西線は、東京23区と千葉北西部を東西に横断する路線です。東京都内の主要なオフィス街を通っており、通勤・通学に非常に便利な路線として知られています。

さらに、東京で運行する地下鉄のうち、副都心線を除くすべての路線と接続しているのも大きな特徴です。以下のように、東西線から1回の乗り換えで都内の主要エリアへスムーズにアクセスできます。

  • 浦安(東西線)→ 九段下(半蔵門線)→ 渋谷
  • 浦安(東西線)→ 日本橋(銀座線)→ 銀座
  • 浦安(東西線)→ 大手町(丸ノ内線)→ 新宿
  • 浦安(東西線)→ 茅場町(日比谷線)→ 秋葉原

また、東西線・大手町駅からは地下通路でJR東京駅にも直結しており、新幹線利用や各地方都市へのアクセスもスムーズです。

JR京葉線・武蔵野線も利用可能

新浦安駅や舞浜駅からは、JR京葉線・武蔵野線も利用可能です。東京駅が始発駅となっているため、東京からは座って帰宅できることもあり、快適な移動が可能です。また京葉線は通勤ラッシュ時の混雑が比較的穏やかで、通勤・通学ストレスを軽減できます。

休日も充実!ショッピングモールが豊富

京葉線沿線には大型のショッピングモールが多数あり、休日のお出かけ先にも困りません。

  • イクスピアリ(舞浜駅)
  • ららぽーとTOKYO-BAY(南船橋駅)
  • コストコ 幕張倉庫店(幕張豊砂駅)
  • イオンモール幕張新都心(幕張豊砂駅)
  • 三井アウトレットパーク 幕張(海浜幕張駅)

ショッピングからレジャーまで、暮らしを豊かにしてくれるスポットが揃っています。

武蔵野線で埼玉・西東京方面へもアクセス可能

武蔵野線は京葉線から分岐して、西船橋を経由し埼玉県・西東京方面へと続く環状路線です。中央線や宇都宮線経由の方が早い場合もありますが、週末のお出かけには便利な駅が多くあります。

  • 【越谷レイクタウン駅】アウトレットモール&いちご狩りスポット
  • 【市川大野駅】自然が楽しめる「ありのみコース」や、レトロな遊園地「大慶園遊園地」も人気

路線ごとの混雑状況もチェック

通勤・通学時間帯の混雑が気になる方は、以下の記事もぜひご覧ください。実際の混雑率や、運行状況の変化について詳しく解説しています。

計画的にデザインされた、住みやすい街・浦安市

浦安市はその美しい街並みと住環境の良さで、多くの方から高く評価されています。特に、「車と歩行者が分離された安全な道路設計」や「整然とした区画整理」は、子育て世代やファミリー層にとって魅力的なポイントです。

街の美しさと機能性の理由は「成り立ち」にあり

現在の浦安市が形成されるまでには、長い年月をかけた埋め立てと土壌改良の歴史があります。もともとは水田などが広がる土地が多く、住宅地には適さないエリアも多く存在していました。しかし、段階的な開発により、住宅に適したエリアを整備。結果として、浦安市の面積は埋め立て前と比べて約4倍にまで広がりました。

0からつくりあげた「理想の都市設計」

新しく開発されたエリアでは、「住む・働く・遊ぶ」のバランスがとれた街づくりが実現しています。

  • 住宅地は車道と歩道がしっかり分離されており、子どもが安心して歩ける設計。街全体が整然と区画整理されており、美しい景観も保たれています。
  • 商業地・工業地は生活圏と明確に分けられ、大型車両の通行は幹線道路を経由するように計画されているため、住宅街には騒音や交通の影響が少ないのも魅力です。
  • 公共施設も、将来的な人口増加を見越して配置されており、学校・公園・図書館などが生活圏内に整っています。

浦安市が「住みやすい」と言われる理由

こうした背景から、浦安市は「住む人の暮らし」を第一に考えてデザインされた街と言えます。計画的な都市整備によって、安全性と快適性を両立し、多くの単身世帯・ご家族に選ばれているのです。

浦安市の充実した公共サービス

浦安市は、全国の自治体の中でも財政的に非常に安定した市のひとつです。令和4年度の財政力指数では全国7位にランクイン(※総務省調べ)。全国屈指の“財政健全都市”として知られています。

財源の安定を支えるのは、「魅力ある街づくり」

  • 千葉県で人口密度No.1(※令和5年 千葉県統計年報)
  • 全国25位の課税対象所得(※e-stat 地域ランキング 2022年)

こうした背景により、浦安市では安定した個人住民税収が確保されており、持続可能な市政運営が実現しています。

財政が豊かだからこそ、充実する公共サービス

潤沢な財源は、市民サービスの質にも反映されています。

  • 高校生までの医療費無償化
  • 都市型公園や公共施設の整備
  • 子育て支援・教育環境の充実
  • 防災・インフラ投資への積極的な取り組み

こうした取り組みが評価され、子育て世帯や若いファミリー層を中心に、浦安市への転入が年々増加。人が集まり、街が発展し、さらに税収が安定する――**「安心して暮らせる好循環」**が生まれています。

浦安市は、未来に安心を描ける街

働く世代にとっても、子育て世帯にとっても、公共サービスの充実は暮らしの土台。財政的に余裕のある浦安市だからこそ、将来にわたって安心して暮らすことができます。

毎日の暮らしを支える、便利で豊かな生活環境

浦安市は千葉県内で人口密度No.1を誇る都市(※千葉県統計年報より)。その特性から、生活に欠かせないさまざまなサービスが市内に充実しています。

スーパー・コンビニが充実、毎日の買い物が快適に

市内には多数のスーパーやコンビニ、ドラッグストア、美容院、クリーニング店などが点在。特にコンビニはエリアによって選べるほど種類が豊富で、日々の買い物に困ることはありません。

一部、スーパーから離れたエリアもありますが、浦安市は多くのオンラインスーパーの配達エリアに対応。仕事や育児で忙しい方にも便利なライフスタイルが実現できます。

駅ごとに異なる魅力、暮らしの選択肢が広がる

浦安市内には複数の鉄道駅があり、それぞれが個性ある街並みと店舗構成を持っています。

  • 浦安駅(東京メトロ東西線)
     昔ながらの商店街やスーパー、飲食店が立ち並ぶ、生活密着型の便利なエリア。
  • 新浦安駅(JR京葉線)
     大型商業施設や洗練されたショップが集まり、トレンドや上質なサービスを楽しめるエリア。
  • 舞浜駅(JR京葉線)
     テーマパークの玄関口ならではの、非日常を味わえる飲食店や雑貨店が多数。

気分や目的に合わせて訪れるエリアを変えるだけで、日常と特別感の両方を楽しめるのも浦安市ならではの魅力です。

最後に

今回は住みここちランキング2025の結果と考察をお伝えしました。

浦安市は東京へ通う方のベットタウンとして開発が行われた経緯があります。そして東京23区の外縁部でこれほど大規模な開発が行われた街は珍しく、それゆえに利便と住みやすさの調和がとれた街が出来上がりました。

単身者やファミリー層、賃貸派や分譲派を問わず、実際に住んでいる方々から高評価を受けている浦安市。次のお住まい候補地として、ぜひ検討されてみてはいかがでしょうか。

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